フリーランスエンジニアが増えている理由

ITエンジニアは企業に所属するのではなく、フリーランスとして活躍する人が増えつつあるが、それはなるべく自由に働きたいと考える人が多くなっていることが理由として考えられる。
企業に所属する場合、原則として企業から与えられた案件をただこなしていく形となる。しかし、仕事の内容は自分で決めたい、自分がやりたいと思った仕事をしたいと考えるエンジニアは少なくない。したがって、最初は企業に所属しながら、独立できるほどの実力を身に付けた後で、フリーランスになるパターンが多い。
また、実力を付けて、会社員では得られない高い報酬を狙うため、独立をするパターンもある。フリーランスなら20代で年収1000万円を稼ぐことも不可能ではない。フリーランスという働き方が広まり独立しやすい今、稼げる仕事として挑戦してみてはどうだろうか。

そして、数ある業種の中で、ITエンジニアはフリーランスでも契約しやすいという特徴がある。企業が必要とするエンジニアの人数は、請け負う案件や開発するプロジェクトによって大きく変わる。そのため、案件やプロジェクトごとに、必要最低限の人数だけ確保できれば良いと考える企業は多い。そのような企業にとって、自由に契約ができるフリーランスエンジニアはうってつけというわけである。
さらに、ITエンジニアは業界の中で不足している傾向がある。IT社会における基盤を作るエンジニアはいくらいても足りず、常に人手を求めている企業は少なくない。
その企業は可能であれば正社員として欲しいが、背に腹は代えられないため、フリーランスにも助けてもらいたいと考えるところが多い。したがって、独立しても仕事にありつける可能性が非常に高いため、フリーランスになりやすいのが現状である。